ホーム > すべて表示 > ヘッドライン >
■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

グループ:
ワード検索:
96 - 100 ( 103 件中 ) / グループ:すべてのグループ

94)石鎚山
No.96 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/09/23(Fri) 12:21 [修正]
5月3日 
新居浜から西条経由で石鎚山登山口の石鎚ロープウェイ前に到着した。

8:00のロープウェイを利用し山頂成就に着き、奥前神社に安全祈願の後、頂上を目指した。
この日は前日までとうって変わり快晴になった
。5月の青葉若葉と溢れる光りを目にし元気に歩き始めた。
雑木林を一旦下り登り返して急坂を越え売店に着く。

夜明峠の一ノ鎖場を難なく過ぎ、10:10二ノ鎖場に取り付く。
この鎖場はハードだ。

数本の長い鎖が下がっているが登る人が多く鈴なりで、待っては進みという状態で相当時間を要するとともにエネルギーも消耗した。

次の三ノ鎖ではトラバースして鎖場は避けた。

10:35ようやく石鎚山頂上・弥山に到着した。
成就からの所要時間は2時間20分。
写真でも有名な奇怪な形をした天狗岩迄往復し、一息ついて四国の展望を楽しんだ、隣の瓶が森が立派に見え、土小屋方面の渓谷も綺麗だった。

11:10登ってきた道を引き返し12:40成就着。
奥前神社に無事帰還のお礼参りをし、13:10のロープウェイで登山口へ戻った。

これから加古川への帰途が大変だった。
ゴールデンウィーク中ということでいたる所で車の大渋滞があり、加古川到着が何と22時になってしまった。
当時は四国に高速道路がなかった為このような長い1日になったが、今ではもっとスマートな行程になるだろう。

四国を走り回っただけという印象が強いが、石鎚山はさすが四国随一の山であり、行ってよかったという思いがある。

日本百名山登山記録 -九州の章-
No.97 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/11/28(Mon) 11:46 [修正]
北海道をスタートして南下して来ました日本百名山の記録も、今回の九州編を持ちまして最終章となります。
九州は筆者の出身地(佐賀県)でもあり思い入れが深い場所です。

また04年5月に友人が屋久島の沢登りの途中、増水に流され千尋ノ滝上流で短い一生を終えた因縁の場所でもあります。
この章を亡きH君に捧げたいと思います。

ところで九州はよかところです。
山は北部の久住山から中央部の阿蘇山、雲仙岳、南部の霧島、桜島まで全島燃え上がっています。
風光明媚、気候温暖、食材豊富です。人情も厚かとです。是非一度訪れて頂き、九州のよさを体験して頂きたいと思います。


95)久住山
No.98 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/11/28(Mon) 11:47 [修正]
×年5月27日 
久住山は主峰久住山のほか大船山、星生山、三俣山、黒岩山等々多くのいい山が並び、春夏秋冬いろいろな楽しみができる素晴らしい山だと思う。
筆者はそれぞれの山に時を変えて何度も登ったが、登山にもっともいい季節は久住山、大船山他が全山ピンクに染まるミヤマキリシマ(ツツジ)の開花時5月後半だろう。
久住山への登山ルートは長者原ルートのほか幾通りもあり、それぞれのよさがあるが、ここでは最も所要時間の短い牧ノ戸からのルートで、ミヤマキリシマの最盛期に行っ

た記録を御紹介致したい。

佐賀より大分自動車道を利用し、九重ICで下りて豊後中村へ出る。
ここから山道に入り、紅葉で有名な九十九折の坂を登り、九重町を通り飯田高原長者原に到着する。
ここから「やまなみハイウェイ」を走り15分程度で牧ノ戸峠に着く。

駐車場に車を止め、10時に登り始める。しばらくは遊歩道を登っていくが、最初のピーク沓掛山まで約20分急登が続く。
このピークから岩山を越えると道はなだらかになり西千里ガ浜に入る。
ここから前方に久住山が見えてくる。
道はゴルフ場を彷彿させるような形で、狭いフェァウェイに左サイドが小山で右サイドが切れ落ちている。
全くさえぎるもののない明るい気持ちの良い草原で、ミヤマキリシマのほかにもシャクナゲやハルスミレを見ることができる。
ミヤマキリシマは岩場の至るところでピンクの花をこれでもかと咲かせ、登山者の目を引き付ける。
シャッターチャンスが多すぎてなかなか先へ進めない。

好天の土曜日とあって登山者は多く、久住山頂へ長い列が続いている。
こののんびりとした道もガスがかかると全く方向性を失う為、いくつものケルンが積まれ道しるべになっている。
草原を歩き終わり、岩山を登ること30分で避難小屋に着く。
ここは三俣山方面との岐れになっており、頂上まで約20分のところ。
牧ノ戸から久住山頂上まで2時間コースだが急げば1時間半で登る事もできる。

まもなく頂上に到着した。
頂上からの展望は素晴らしく、阿蘇山、久住山系の山々が見事であった。

昼食後、同じ道を引き返し、牧ノ戸から長者原へ戻り、九十九折の手前にある笙ノ口温泉に立ち寄った。
ここは入湯料が安く、白濁のいい湯である。

近くには筋湯温泉もあり、もう少し足を伸ばせば黒川温泉、逆に別府方面へ戻れば湯布院温泉、別府温泉と至るところ温泉だらけの土地柄で選択に迷うほどだ。

96)阿蘇山
No.99 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/11/28(Mon) 11:48 [修正]
X年8月25日 
佐賀からJR鹿児島本線及び肥薩線を利用し宮地駅に下りた。
バス便が廃止された為やむなくタクシーを利用して仙酔峡ロープウェイ駅へ行った。
目の前には阿蘇高岳の雄姿が見えている。
阿蘇山はポピュラーな山で、九州の人にとり修学旅行から始まる身近な山である。
しかし、ほとんどの人は中岳へ行きロープウェイを利用して火口壁を見て帰るというのが一般的であり、主峰の高岳や根子岳、杵島岳に登る機会はまずない。
阿蘇山には五岳あり、五岳が並んだ姿は寝観音とも言われ、大観峰あたりから見るとなるほどとうなずける。

今回帰郷時1日時間があった為一人出かけてきた。
10:30ロープウェイ駅を出発し歩行開始。
すぐ橋を渡り溶岩の道に入る。
登山道は黒い溶岩の上に作られているが、ところどころに低木とまばらな草花があるだけで異様な世界である。
白いペンキを頼りに登るというよりよじ登るという感じで進んでいく。
途中一度休憩し、溶岩道を上り詰めるとスタートして1時間15分で火口壁に着いた。

ここから右が高岳頂上への道であるが、時間もある為、まずは左折して根子岳を見に行った。
この山は阿蘇五岳の中で最も東に位置するが山容は切り立った感じのかなり特徴のある山だ。
道は溶岩が風化した真っ黒の泥の道で滑りやすい。

根子岳をしばし展望して引き返し、高岳頂上へ向かった。
約20分で頂上着。
この日は真夏の暑い日で登山向きの季節ではなかったが、案の定登山客はまばらで静かな山歩きができた。
頂上からは世界一のカルデラが一望の元。
中岳からカルデラを見たことは何度もあったが、高岳からの眺めはその比ではないくらい見事だ。
自然の力の偉大さをまざまざと感じた。
この景色を見て感動しない人はいないのではないかと思う。

高岳より道を西に下り、ロープウェイの火口東駅横を通過した。
駅横から遊歩道を30分下りれば朝スタートした仙酔峡駅に到着する。
行きはタクシーで来たが、帰りは宮地駅まで歩いて戻ることにした。
3〜4km程度の距離であろうが、ゆるやかな下り道でもあり、のんびりと阿蘇の農村風景を眺めながら宮地駅に戻った。

久住山に登り、車でやまなみハイウェイを利用し阿蘇高岳に登り、竹田から祖母山へ
行けば三山と温泉と馬刺しと焼酎を楽しめる垂涎の旅になること請け合いだ。

97)祖母山 
No.100 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/11/28(Mon) 11:48 [修正]
X年7月25日 
祖母山には何度も登っているが、最初に登った時は30kgのリュックの重荷に耐え兼ねてバテてしまった苦い記憶がある。
それ以降は荷物を減らして登ったが初回の辛さがトラウマになりあまり印象のよい山ではない。

お奨めルートは祖母山から傾山、五葉岳、大崩山と縦走し延岡へ出るコースであるが、今回は神原から祖母山を往復するにとどめたい。

JR肥薩線豊後竹田からバスで神原へ行くが、その前に是非滝廉太郎の荒城の月で有名な岡城と武家屋敷は訪問されたい。
蛇足ですが、九州では「原」と言う字は「はる、ばる」と読むことが多いのです。原田、前原、大原、長者原等々。

竹田から神原までバスで約40分。

神原から同行2人と登り始め、初日は林道を1時間15分程度歩き、夕刻になったので予定通り五合目小屋に泊まることにした。
この小屋は無人小屋であるが、当時改築されて間もなかった為清潔で気持ちのよい小屋だった。
今はどうだろうか。

7月26日 
6時に出発し、急登を登る。
登山道の崖側は鈴竹の藪で昔疲労で転げ落ちたことを悪夢のように思い出す。
1時間半ほどで国観峠に到着する。
ここからは道が厳しくなるが30分程度で祖母山頂上に到着した。
頂上からは阿蘇、久住の山々が見えるはずだが生憎の曇天で展望はよくなかった。
小休憩の後再び登ってきた道を神原へ引き返した。




Page:[ ←前 / <= 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 => / 次→ ]

- WL-News Ver1.02 -