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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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84)悪沢岳3141m
No.86 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 10:00 [修正]
7月22日 
荒川小屋を6時に出発した。
この日も天気は良くすっきりとした青空だ。

この青空の中で歩行開始後まもなく荒川前岳のお花畑にかかる。
前岳の斜面一杯にお花畑が広がっているが、素晴らしい,綺麗としか言いようがない。
間違いなくこれ迄見てきたお花畑の中では最高の場所だ。
シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、オダマキ、イワベンケイ、ハクサンチドリ、コイワカガミ、チシマギキョウ等々時間を忘れて写真を取り、

ひとつひとつに魅入った。
こういう場所を地上の楽園と言うのだろう。

時間を撮り過ぎたので道を急ぐ。
荒川前岳、中岳を過ぎ、9:10悪沢岳(荒川東岳)に到着した。
途中休憩が長かった割には意外と早く着いた感じだ。
頂上からは今登ってきた荒川二山と赤石岳がくっきりと見える。
よくぞここまで来たものだと思った。

今日は椹島まで下山する必要があるため道を急いだ。
9:30に悪沢岳頂上を出発し、千枚岳、蕨段で休憩し椹島ロッジに全員到着したのは15時であった。
当日はロッジに宿泊した。
ロッジは清潔で設備も整い従業員もよく教育されていると思った。

7月23日 
ロッジ発の朝一番のマイクロバスで草薙第一ダムへ行き、20日から駐車場に泊めていた車で静岡に出た。
長い山行であったが天気に恵まれ幸いだった。


85)聖岳3013m
No.87 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 10:00 [修正]
X年7月20日 
前夜飯田線飯田のビジネスホテルに宿泊し、当日朝6時に出発した。
自家用車で秋葉街道を走り、上島から山中の林道に入り便ガ島の林道脇に駐車した。

歩行開始は8:15、天気晴。
今回は参加者5名で聖岳、光岳を回るテント行である。

天候は入山した20日から下山した23日まで毎日好天が続いたが、問題もあった。

便ガ島より聖平まで長いきつい道を歩くが、この間ほとんど展望の利かない原生林の中から出ることはない。
出発して1時間、西沢渡までは比較的緩やかな道であるが、植林帯が終わり、ツガ中心の原生樹林帯に入って来ると黒い森の中の厳しい登りに

なる。
出発して7時間。
ようやく西沢渡・聖岳分岐に到着した。
この日はここから20分の聖平にテントを張った。
食事の支度のおり、1名のガスコンロが不調になり1台のコンロでこれから2日間の用を足さなければならなくなり、俄かに不安を覚えてきた


同行の皆さんにガス倹約令を出し協力を求めたが。

7月21日 
テント場に荷物を置いて聖岳を往復するが、うち1名は疲れ気味の為、体力を温存したいと聖岳はギブアップし先に進むということになった。
やむなく4名で聖岳を往復した。
空身の時は皆元気で、上り1時間50分、下り1時間15分で往復した。
頂上からの展望は良く、赤石岳、悪沢岳、北岳から北アルプスまで一望のもとであった。
雷鳥の親子3羽を頂上付近の這い松林で見ることができた。
何時見ても彼らは心を和ませてくれるいいキャラクターを持っている。

聖平に戻り、先行の友を追いかけ今夜の宿泊地茶臼小屋のテント場を目指した。

聖平から上河内岳を越え、茶臼小屋まで約4時間の歩きであるが、次第に高度を下げていくのでこの道は楽であった。
昼食、小休憩を入れ15時半にテント場に到着した。


86)光岳2591m
No.88 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 10:00 [修正]
X年7月22日 
茶臼小屋を6時に出発し光岳を目指した。
茶臼岳が2804m、光岳が2591mという関係のため、昨日に引続き道は緩やかに下降して行くということで極めて気楽な尾根歩きとなった。

仁田岳を過ぎ、易老岳着が9時。
ここは車を止めている便ガ島への下山道との岐れであるため、荷物を置いて光岳を空身で往復することにした。
そして戻ってきて元気があれば便ガ島へ下りる、疲れていたらここの空き地で野営しようということにした。

9:25易老岳を出発し、光岳への道を急いだ。
この道は行きも帰りもほぼ同時間の標準タイム2:30であるが、光小屋での休憩30分を入れ往復5時間で戻ってきた。

光岳は頂上からの展望もなく百名山だから登ってきたがという感じで何の感慨も覚えない山だった。
易老山に戻り下山するかどうか協議したが、これから4時間の下山は辛いということで、遺憾ながら登山道の外れの空き地に野営することにし

た。
今回の山行はガス不足の為、食事を簡素化せざるをえなかったが、何とか凌げたのでこの夜は残りの食材を消化にかかった。
ガス不足対策はこれからの山行に役には立ったが気をつけたい。山行前には必ず使用チェックを。

87)白山
No.89 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/09/23(Fri) 12:18 [修正]
X年8月4日 
数日前ふと白山に行ってみようと思い立ち、夜、大阪から特急雷鳥で金沢に来て駅前のビジネスホテルに宿泊した。
翌朝一番のバスで登山口へ行き頂上迄往復して、最終バスで帰るという時間的にやや際どいスケジュールを立てた。

金沢駅前発5:30のバスに乗り、終点別当出合着7:30。
身支度をして即上り始めた。

同行者なしでやや寂しいが、さすがは霊場の山だけあり登山者は多い。
朝早いとは言っても真夏のことで、上り始めてすぐ暑くなった。
しかし荷は軽く何とか帰りの時間に間に合わせなければとの使命感からか疲れない。
観光新道を急ぎ、黒ボコ岩で一度小休憩した以外は歩き通し、弥陀ヶ原の高層湿原も素通りする感じで頂上には11時に到着した。
白山神社奥宮にお参りし、頂上でしばし名も知らぬ山々を眺めた後、再び帰りを急ぐことにした。

下山のルートも勝手の解かった観光新道を下りることにした。
頂上下の白山室堂に泊まる事も考え立ち寄って聞いたが、工事中で食事を出せないとのことで予定通り下山した。
黒ボコ岩から山道は狭くなり上り下りの登山者が行き交うのに苦労したが、殺気を感じてか皆さん道を譲って頂き助かった。
白山は高山植物に冠ネームを持つが、この時はハクサンフウロしか解からなかった。
このようなあせりの山行は自分でも感心しない。山の神様も怒るだろう。

急いだ甲斐があり登山口別当出合には14時に到着し、最終バス14:30には余裕で間に合った。
慌しい山登りであったが、体力の残り火を実感でき満足感はあった。

88)荒島岳
No.90 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/09/23(Fri) 12:19 [修正]
X年8月24日 
この山もロケーションに難点がありからなかなか行きにくい。
この山に登る為だけにわざわざ東京から出かけるのも忸怩たるものがあるため、富山出張の機会を伺っていた。
白山と組み合わせればいいのだろうが。

前日高岡泊で7:40特急電車で高岡を出発し、福井から越美北線に乗換、勝原に10:15到着した。
越美北線は電車の便が少なく勝原停車は1日7便ということで登山計画を作るのも難しい。
当日も小松から東京へ帰るため、勝原発14:55に乗る必要があった。
次の電車は16:42発でこれだと小松発の飛行機の時間にギリギリという状況だった。

案内書では上り3時間25分とあるが、4時間40分で往復にトライすることにした。

荒島岳は奥越の名峰でピラミッド型の美しい山と紹介されているが、車中からはそれと認識できず、登山中も天気が今一で山容を明確には捉えることができなかった。

スキー場のリフト沿いに登り、ブナ林の中に入る。
さらに上り詰めるとシャクナゲ平に着く。
ここで小休憩しモチガ壁の急登を目指す。
やがてクマザサの中を歩くとまもなく荒島岳頂上に到着する。
頂上には受信用の施設もあり若干興ざめではあるが生活優先で仕方がない。
到着時間13時、所要時間2時間45分。
さて、帰りを急ごうと13:10出発した。
下りは歩きやすい道でありササ原もブナ林もスキー場も歩き通し、電車の出発時間10分前の14:45勝原駅に到着した。
ようやく人心地ついてビールを飲み車中の人になった。
この後に行った白山も含め北陸の名山は日帰り登山が普通だろうがアプローチの交通機関が便利ではない為、行きづらい山ではある。


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