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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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81 - 85 ( 103 件中 ) / グループ:すべてのグループ

78)甲斐駒ケ岳2956m
No.81 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:58 [修正]
X年9月21日 
前夜甲府駅前のビジネスホテルに宿泊し、早朝タクシーで広河原へ行き、村営バスに乗り換え10時北沢峠に到着した。
今回は参加者5名で甲斐駒ケ岳と仙丈岳に登る計画とした。

10:10甲斐駒ケ岳に向けて歩き始めた。
シラビソの林を抜け11:40双児山、12:25駒津峰を過ぎ、石英がキラキラとまぶしい駒ケ岳の最後の登りにかかった。
当日は晴れのち曇の天候であったが、頂上の下に広がる砂の白さは他に類を見ない輝きであった。
14:00甲斐駒ケ岳頂上到着。
出発から3時間50分を要した。

甲斐駒ケ岳は数年前の冬、中央線よりその神々しい姿に心を打たれ、再び山をやろうと思い立ったきっかけとなった山であった。
しかし、北沢峠からの登りはあっけないほどで感激はなかった。
機会があれば黒戸尾根から時間をかけて登ってみたいものだ。

下山も上りと同じ道を戻ったが,紅葉が綺麗だった。17時長衛荘に到着した。


79)仙丈ケ岳3033m
No.82 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:59 [修正]
X年9月22日、長衛荘を6時にスタートして仙丈岳を目指した。
殆んど空身の負荷のため足は軽い。
広くて歩きやすい山道を徐々に高度を上げていく。
シラビソの樹林帯を進み、ダケカンバに変ってくると周囲が明るくなってくる。
この日は天気も良く、遠くに見え始めてきた仙丈岳が紅葉で黄色く染まり、陽に映えて美しい。

7:15大滝の頭を過ぎ、8:15小仙丈岳に着いた。
小仙丈岳からは尾根道となるがカールもその地形と色合いが素晴らしい展望の中、穏やかな気持ちのいい歩きができる。

頂上下の最後の岩場を登り切り、9:25仙丈岳頂上に到着した。
仙丈岳は甲斐駒ケ岳よりも楽に登ることができるが、カールのおかげで変化のある素晴らしい地形を見ることができるいい山だと思う。
今回登ったタイミングも紅葉の素晴らしい季節だった。

頂上からは、昨日登った甲斐駒ケ岳が正面にどっしりと座っているのが見えた。
伊那谷の向こうには中央アルプスも見えた。

10時頂上出発で下山し、12:50北沢峠に着いた。

13:15のバスで広河原に行き、甲府行きのバスに乗り換えて甲府に戻った。
このルートも今後は伊那からのアプローチになるのか。

80)塩見岳3047m
No.83 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:59 [修正]
X年8月14日 
大阪から名古屋経由で駒ヶ根に出て、飯田線伊那大島駅に降りた。

東京から来た相方と合流しタクシーを待ったが、数が少ない。
困っていたところ予約されていた他の登山者のご厚意で同乗させて貰い、11時半に登山口に着いた。

鳥倉林道は谷沿いの道を登って行くがうんざりするほど長い。
展望の利かない樹林の中を上り一辺倒、ひたすら登る。
4時間半の登りで三伏小屋に着いた時は疲労困憊の状態であった。

今回は2人のテント行で塩見岳、間ノ岳及び北岳を山中3泊で縦走する計画とした。
このルートのテントでの縦走は日数が長いため、荷も重くなり少々きつい旅になる。
ただ南アルプスは水が豊富という点は大いに助かる。

当夜宿泊した三伏小屋のテント場は広く使い勝手もいい。

8月15日6:10三伏小屋テント場を塩見岳に向けて出発した。
小屋からの道はしばらくは比較的穏やかな林の中の道である。
途中落雷に打たれた木があり、傍らに花束が置いてあった。
他の登山客の話では数週間前に落雷で死亡した人へのものらしい。

塩見岳頂上への最後の詰めの岩場はなかなかタフである。
このころからガスが出て見通しの利かない中、何度も頂上のようなピークが現れてはだまされ続け、ようやく出発してから4時間20分後の10:

30塩見岳頂上に到着した。
展望が利かないため、証拠写真を撮影後早々に次の目的地、熊ノ平に向かった。
塩見岳西峰から東峰へ行き、足元の悪い、かつ傾斜の強いガレ場を下りて行く。
しばらく下り続けると平坦な道に変ったが,このあたりから急に雨が激しく降ってきた。
岩場の道から山肌を縫うような道に変り、ダケカンバとマルバダケブキの多い雰囲気のいい場所に出てきた。

しかし、強い雨に苦戦した。
レインウェアは問題なかったが、買ったばかりの登山靴に雨がしみ込み、休憩するたびに靴を脱いで靴下を絞らなければならない状態になった


安物買いのと云々ということで、大いに反省し帰宅してまともな靴に買い換えた。

夏だからよかったが、足元はしっかりしておかなければ危険である。

16:15、10時間の歩きでようやく熊ノ平小屋キャンプ場に着いた。
到着が遅かった為良いテント場がなく、やむなく静岡大学ワンダーフォーゲル部の団体の大型テント横に設営した。
しかし、彼らの「朝が早いですが、大丈夫ですか」のノティス通り、出発のざわめきで夜中2時から起こされることになってしまった。


81)間ノ岳3189m 82)北岳3192m
No.84 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:59 [修正]
X年8月16日 
熊ノ平を6:40に出発した。
昨夜来の豪雨もすっかり止みすがすがしい大気の中を歩き始めた。
今日は間ノ岳、北岳に上り白根御池まで行くコースで歩行時間も短いため気持ちも楽だ。
出発して2時間程は晴れ上がり、途中のピークからは、塩見岳、赤石岳、農鳥岳、甲斐駒ケ岳,仙丈岳等々が綺麗に見えた。
しかし間ノ岳にかかるころからまたもやガスがかかり見通しが悪くなってきた。
三峰までの厳しい登りが終わると、農鳥岳を右に見て最後の岩場を詰めて行く。
10時、間ノ岳頂上に到着した。百名山の間ノ岳よりも石を投げれば届きそうに見えるすぐ隣の農鳥岳の方が立派に見える。
隣の芝生は青いの類か。

間ノ岳から北岳への道は高度差が小さい為、軽く下りて登り返す感じだが、北岳山荘から最後の上りの岩場は重荷を負っている身には少々こた

える。
北岳山荘で昼食を取り今回の山行における最後の上りにかかった。
約1時間の岩場の上りを詰め切ると北岳山頂に到着した。
北岳からの眺望はガスっていてよくなかった。
小休憩の後、肩の小屋から下山し、今夜の宿泊地白根御池キャンプ場を目指した。
この道は過去2度広河原から登ってきたが,全くのバカ尾根で長くきつい道である。
下りも気を使う。

歩けども歩けども着かない感じで下りたが、相方は膝を痛めピッチがあがらない。
休み休み歩いた為、白根御池に着いたのは16時を過ぎていた。
小屋は宿泊者が多く、テント場も賑わっていた。
キャンプだけを楽しむ人達も多いようだ。

8月17日 
キャンプ場を5:45に出発し、7:30広河原に到着。
乗合タクシーで甲府に出た。


83)赤石岳3120m
No.85 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 10:00 [修正]
X年7月20日 
前夜大阪から静岡へ行き、東京組と合流しビジネスホテルに宿泊した。
今回は山中テント2泊+山荘1泊で南アルプスの盟主赤石岳と悪沢岳に登る計画を立てた。
山荘1泊は椹島より畑薙ダムへの帰りのバスに乗せて貰える権利確保の為のやむを得ない選択であるが腑に落ちないルールでもある。

横浜から運転してきた自家用車に参加者5名で乗り込み、朝5時に静岡駅をスタートした。
市内を抜け大井川鉄道を横に見て、山道を走ること2時間半で草薙第1ダムに到着した。
ここで駐車場に車を止め、行き先方面別に並びマイクロバスを待つが、先客が多く順番がなかなか来ない。

待つこと2時間、9:40ようやく出発できた。
バスはダムサイトを走り1時間後登山口椹島に到着した。
出発の準備を整えて10時45分歩行開始。
広葉樹林の中を赤石小屋目指して進むが、小屋まではほとんど展望がない。
樹林帯が変化しシラビソに変ると小屋に到着。出発後5時間を要した。
当夜は小屋のサイトでテントを張った。

7月21日 
赤石小屋を6:00に出発したが、天気は良く、皆体調もよさそうで快調に赤石岳へ向かった。
富士見平では赤石岳の姿も見えてくる。
朝の陽光に名前の通り赤く輝いている。
雄大迫らぬ姿に感動した。
7:50水場到着。
清水が美味しい。

9時赤石岳山頂着。
頂上からの展望は荒川三山と聖岳である。
周りの山々も赤石岳と変わらないような高度があるため、期待していたよりは遠くの山々の展望が利かない。

9:30頂上を出発し荒川小屋に向けて歩く。
高山の雰囲気充分の小赤石岳への道を下り、大聖寺平を過ぎ14時荒川小屋に到着した。
小屋のサイトでテントを張った。

夕方から強烈な雨が降ったが、夜にはすっかりあがった。
歓迎すべきパターンである。



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