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北アルプス
No.56 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:21 [修正]
今回からいよいよ日本百名山のハイライトともいうべき北アルプスに入ります。
今まで触れてきた北海道から関東までの百名山にも、それぞれのよさがありますが、そのスケール、容姿、高山植物、どれを取っても残念ながら北アルプスの山々には及ばないのではないかと思います。
ところで、日本百名山は北海道から九州まで満遍なくリストアップされていますが、全国一斉実力テストをやれば、北アルプスの山々が上位に来るのではないでしょうか。
また、北アルプスで百名山から漏れている山でも地方に存在していれば、当選確実という山がたくさんあると思われます。
それほど北アルプスは懐が深いと感じます。
と言っても、選者が選んだ百名山ですから素直に従って先へ進みたいと思います。

54)白馬岳2932m
No.57 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:22 [修正]
X年9月21日
大阪より同行者所有の車に4人同乗し白馬村へ向かう。
東京からも2人白馬で合流した。
16時に白馬のペンションで全員集合。
雨は朝から降り続いていたが天気予報では翌日から好転するとのことで期待した。
食事前に外の温泉を案内して貰い一風呂浴びる。ナトリウム泉のいいお湯だった。

9月22日
5:00頃から雨が止み瞬く間に青空が広がってきた。
7:45猿倉より歩き始める。
川沿いの林道を1時間歩くと白馬尻小屋に到着した。
初秋のため大雪渓は小さくなっておりクレパスも多く発生して危険ということで、左岸の山沿いに登山道が付けてある。
雪渓の長さは2km程度しかなかったが、雪渓終了地点まではさわやかな秋風に送られアイゼンを履いた足も軽く進むことができた。
雪渓を出て、葱平から急登になり、約1時間踏ん張ると村営小屋に到着した。
小屋の上部の分岐点に上がると剣岳、立山、日本海が美しく見えた。分岐から15分で本日の宿泊所白馬山荘に到着した。
所要時間6時間。
後続を待つ間に白馬岳頂上を往復して来た。
頂上は360°の大展望があり槍、穂高、五竜、鹿島槍、富士、八ツ、火打、妙高等の山々が見事。
1500人収容の白馬山荘も季節はずれで本日の宿泊は50人とのこと。ゆっくりできた。

9月23日
5:30日の出を見て、朝食後6:10に小屋を出発した。
白馬岳頂上へ登り白馬岳大池へ向かって下山する。
本日も快晴で青空に飛行機雲の白さと花崗岩の白さが眼に染みる。
同行者の顔も日焼け止めクリームで真っ白だ。
振り向けば白馬三山が屹立し、前方には白馬大池、栂池自然園、スキー場が見え、青々とした草原も広がる。
白馬大池はカルデラ湖で青く澄みきっている。
岸に建てられている山荘の赤い屋根が湖に映える。
湖からは蓼科の頂上のような溶岩の道を下りる。
足元に神経を使いながら下り14:10にケーブル駅自然園に到着した。
全員揃った所でケーブル、リフトを乗り継いで30分ほどで栂池着。
近くの露天風呂に入り、信州ソバの遅い昼食を取り白馬村を15:30発。
大阪まで530kmを飛ばし、着は21:00。

地元の人が今年一番という青空に2日間も恵まれ最高の山旅だった。



55)五竜岳2814m
No.58 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:22 [修正]
X年10月7日
八王子ICより自家用車で中央道を松本へ走り、安曇野を大糸線沿いに下った。
今回は4人で神城から五竜岳に登り、鹿島槍岳を縦走して扇沢に出るコースを選んだ。
神城の駐車場に車を止め、テレキャビンでアルプス平駅に行く。10:30遠見尾根を歩き始めた。
本日曇。1時間40分で小遠見山に着く。
途中の紅葉の美しさは筆舌に表せないほど美しい。
ナナカマド、カエデの赤、ダケカンバの黄色が松の緑と絶妙なコントラストを形作っている。
また右手に八方尾根を見て並行して登っていくがこの景色も素晴らしい。
五竜岳も間もなく見えてきたがどっしりとした重量感のある男性的な山である。
長い遠見尾根を5時間かけて登り、15:30五竜岳山荘に到着した。本日は山小屋泊。

10月8日
5:00山荘を出発、5:50五竜岳に到着し日の出を待った。



56)鹿島槍ケ岳2889m
No.59 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:22 [修正]
X年10月8日
五竜岳頂上で日の出を見る予定だったが生憎の曇空で残念ながら見ることができず、やむなく道を急ぐ。
五竜岳から口ノ沢コル、八峰キレット等厳しいところを近年にない好調さで歩いた。
鹿島槍ケ岳北、南も10:50あっさり通過した。
鹿島槍ケ岳は双耳峰で、遠くからみると本当に姿がいいが、近くでは厳しい一面を持っている。
冷池山荘到着12:30。
同行3人は本日冷池山荘泊としたが、筆者は一足先に山を下り下界に宿を取り、翌朝神城まで電車で行き、車を回収して扇沢に同行者を迎えに行くことにしていたため先を急いだ。
爺ガ岳、種池小屋を経由し下山にかかり、15:30扇沢の登山口に着いた。
扇沢から大町へバスで出て駅前の旅館に宿泊し、翌朝予定通り神城を往復し、扇沢で同行者を迎えた。

前年、扇沢から爺が岳を経由して鹿島槍ケ岳を目指したが、急激な気温の低下でやむなく爺が岳から引き返した経緯があった。
このため扇沢から爺が岳の道は経験があったたことから五竜岳から扇沢まで何の不安もなく一気に下山できたものである。

57)立山3015m
No.60 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:23 [修正]
X年7月23日
前夜大阪発21:50の夜行バスさわやか信州号を利用し7:00室堂着。
東京から同じくバスで来る予定の同行者1名を待つが現れない。
ようやくバス停で見つけると何と財布をなくして届けをしていたと。
同行者が財布をなくしたのはこれが2度目。
出てくるよと慰めている端からバスターミナルの館内放送があり、事務所へ行くと見つかったとのこと。
隣の席の人が自分のものと思い持って降りた模様。
結果良しで早速立山に向かってスタートした。
今回は2人で立山と剣岳のテント行。

室堂出発8時と出遅れたが、天気は良く、気温も18度程度と爽やか。
室堂の標高2450mから立山頂上までわずか560mの登りということで気楽に登り始めた。
一の越から立山を目指した。
本日のリュック重量は約20KGだが大して重くない。
中学生100人の団体を追い越し、雄山から大汝山へ行き立山3山の2山を順調にこなす。
雄山の山頂は500円の入場・祈祷料が必要。即パス(前回は支払ったが)。
雄山、大汝山を過ぎるとだらだらした上り下りが続く。
植物はほとんど見られない岩山、砂礫の中を進みようやく別山乗越に到着した。
左の行く手には剣御前小屋が見え、これから下りる真下には剣沢キャンプ場が見える。
大屏風のような山肌をひたすら剣沢へ向けて下りて行く。
14:15キャンプ場到着。
正面の剣岳の頂上は雲で見えず、右半面だけが覗くが大きい。
登山意欲が湧いてくる。
水場の側にテントを張り早速酒盛りと早い夕食を取り、18時には夢の中だった。


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