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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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95)久住山
No.98 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/11/28(Mon) 11:47 [修正]
×年5月27日 
久住山は主峰久住山のほか大船山、星生山、三俣山、黒岩山等々多くのいい山が並び、春夏秋冬いろいろな楽しみができる素晴らしい山だと思う。
筆者はそれぞれの山に時を変えて何度も登ったが、登山にもっともいい季節は久住山、大船山他が全山ピンクに染まるミヤマキリシマ(ツツジ)の開花時5月後半だろう。
久住山への登山ルートは長者原ルートのほか幾通りもあり、それぞれのよさがあるが、ここでは最も所要時間の短い牧ノ戸からのルートで、ミヤマキリシマの最盛期に行っ

た記録を御紹介致したい。

佐賀より大分自動車道を利用し、九重ICで下りて豊後中村へ出る。
ここから山道に入り、紅葉で有名な九十九折の坂を登り、九重町を通り飯田高原長者原に到着する。
ここから「やまなみハイウェイ」を走り15分程度で牧ノ戸峠に着く。

駐車場に車を止め、10時に登り始める。しばらくは遊歩道を登っていくが、最初のピーク沓掛山まで約20分急登が続く。
このピークから岩山を越えると道はなだらかになり西千里ガ浜に入る。
ここから前方に久住山が見えてくる。
道はゴルフ場を彷彿させるような形で、狭いフェァウェイに左サイドが小山で右サイドが切れ落ちている。
全くさえぎるもののない明るい気持ちの良い草原で、ミヤマキリシマのほかにもシャクナゲやハルスミレを見ることができる。
ミヤマキリシマは岩場の至るところでピンクの花をこれでもかと咲かせ、登山者の目を引き付ける。
シャッターチャンスが多すぎてなかなか先へ進めない。

好天の土曜日とあって登山者は多く、久住山頂へ長い列が続いている。
こののんびりとした道もガスがかかると全く方向性を失う為、いくつものケルンが積まれ道しるべになっている。
草原を歩き終わり、岩山を登ること30分で避難小屋に着く。
ここは三俣山方面との岐れになっており、頂上まで約20分のところ。
牧ノ戸から久住山頂上まで2時間コースだが急げば1時間半で登る事もできる。

まもなく頂上に到着した。
頂上からの展望は素晴らしく、阿蘇山、久住山系の山々が見事であった。

昼食後、同じ道を引き返し、牧ノ戸から長者原へ戻り、九十九折の手前にある笙ノ口温泉に立ち寄った。
ここは入湯料が安く、白濁のいい湯である。

近くには筋湯温泉もあり、もう少し足を伸ばせば黒川温泉、逆に別府方面へ戻れば湯布院温泉、別府温泉と至るところ温泉だらけの土地柄で選択に迷うほどだ。


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