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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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88)荒島岳
No.90 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/09/23(Fri) 12:19 [修正]
X年8月24日 
この山もロケーションに難点がありからなかなか行きにくい。
この山に登る為だけにわざわざ東京から出かけるのも忸怩たるものがあるため、富山出張の機会を伺っていた。
白山と組み合わせればいいのだろうが。

前日高岡泊で7:40特急電車で高岡を出発し、福井から越美北線に乗換、勝原に10:15到着した。
越美北線は電車の便が少なく勝原停車は1日7便ということで登山計画を作るのも難しい。
当日も小松から東京へ帰るため、勝原発14:55に乗る必要があった。
次の電車は16:42発でこれだと小松発の飛行機の時間にギリギリという状況だった。

案内書では上り3時間25分とあるが、4時間40分で往復にトライすることにした。

荒島岳は奥越の名峰でピラミッド型の美しい山と紹介されているが、車中からはそれと認識できず、登山中も天気が今一で山容を明確には捉えることができなかった。

スキー場のリフト沿いに登り、ブナ林の中に入る。
さらに上り詰めるとシャクナゲ平に着く。
ここで小休憩しモチガ壁の急登を目指す。
やがてクマザサの中を歩くとまもなく荒島岳頂上に到着する。
頂上には受信用の施設もあり若干興ざめではあるが生活優先で仕方がない。
到着時間13時、所要時間2時間45分。
さて、帰りを急ごうと13:10出発した。
下りは歩きやすい道でありササ原もブナ林もスキー場も歩き通し、電車の出発時間10分前の14:45勝原駅に到着した。
ようやく人心地ついてビールを飲み車中の人になった。
この後に行った白山も含め北陸の名山は日帰り登山が普通だろうがアプローチの交通機関が便利ではない為、行きづらい山ではある。



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