X年7月22日
茶臼小屋を6時に出発し光岳を目指した。
茶臼岳が2804m、光岳が2591mという関係のため、昨日に引続き道は緩やかに下降して行くということで極めて気楽な尾根歩きとなった。
仁田岳を過ぎ、易老岳着が9時。
ここは車を止めている便ガ島への下山道との岐れであるため、荷物を置いて光岳を空身で往復することにした。
そして戻ってきて元気があれば便ガ島へ下りる、疲れていたらここの空き地で野営しようということにした。
9:25易老岳を出発し、光岳への道を急いだ。
この道は行きも帰りもほぼ同時間の標準タイム2:30であるが、光小屋での休憩30分を入れ往復5時間で戻ってきた。
光岳は頂上からの展望もなく百名山だから登ってきたがという感じで何の感慨も覚えない山だった。
易老山に戻り下山するかどうか協議したが、これから4時間の下山は辛いということで、遺憾ながら登山道の外れの空き地に野営することにし
た。
今回の山行はガス不足の為、食事を簡素化せざるをえなかったが、何とか凌げたのでこの夜は残りの食材を消化にかかった。
ガス不足対策はこれからの山行に役には立ったが気をつけたい。山行前には必ず使用チェックを。