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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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85)聖岳3013m
No.87 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 10:00 [修正]
X年7月20日 
前夜飯田線飯田のビジネスホテルに宿泊し、当日朝6時に出発した。
自家用車で秋葉街道を走り、上島から山中の林道に入り便ガ島の林道脇に駐車した。

歩行開始は8:15、天気晴。
今回は参加者5名で聖岳、光岳を回るテント行である。

天候は入山した20日から下山した23日まで毎日好天が続いたが、問題もあった。

便ガ島より聖平まで長いきつい道を歩くが、この間ほとんど展望の利かない原生林の中から出ることはない。
出発して1時間、西沢渡までは比較的緩やかな道であるが、植林帯が終わり、ツガ中心の原生樹林帯に入って来ると黒い森の中の厳しい登りに

なる。
出発して7時間。
ようやく西沢渡・聖岳分岐に到着した。
この日はここから20分の聖平にテントを張った。
食事の支度のおり、1名のガスコンロが不調になり1台のコンロでこれから2日間の用を足さなければならなくなり、俄かに不安を覚えてきた


同行の皆さんにガス倹約令を出し協力を求めたが。

7月21日 
テント場に荷物を置いて聖岳を往復するが、うち1名は疲れ気味の為、体力を温存したいと聖岳はギブアップし先に進むということになった。
やむなく4名で聖岳を往復した。
空身の時は皆元気で、上り1時間50分、下り1時間15分で往復した。
頂上からの展望は良く、赤石岳、悪沢岳、北岳から北アルプスまで一望のもとであった。
雷鳥の親子3羽を頂上付近の這い松林で見ることができた。
何時見ても彼らは心を和ませてくれるいいキャラクターを持っている。

聖平に戻り、先行の友を追いかけ今夜の宿泊地茶臼小屋のテント場を目指した。

聖平から上河内岳を越え、茶臼小屋まで約4時間の歩きであるが、次第に高度を下げていくのでこの道は楽であった。
昼食、小休憩を入れ15時半にテント場に到着した。



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