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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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71)蓼科山2530m
No.74 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:41 [修正]
X年10月15日 
前夜八ヶ岳山麓の美濃戸の別荘に泊めて貰い、車で蓼科山の登山口へ行き駐車した。
今回は7名で車2台に分乗し、横浜から中央道を利用,諏訪南ICで降り原村経由美濃戸へ来た。
翌日蓼科山に登り、八千穂村から小海線へ抜け須玉ICで中央道に乗り横浜へ帰る計画とした。

8:50駐車場を出発し蓼科山頂上を目指した。
時は紅葉の真っ只中でいきなり白樺のもみじ(黄葉)が出迎えてくれた。
ササの原から落葉松林の中に入り高度を上げていく。
落葉松の葉も美しい黄色に染まっている。

更に歩いて行くとシラビソの樹林帯に入り、大きな岩石の多い道を苦労しながら登ると、パッと展望が開けてくる。
ここからは立ち枯れの樹木が縞模様になっているのがよく見える。
立ち枯れ現象はこのあと、大台ケ原でも見たが蓼科山のそれは規模も美しさも天下一ではないだろうか。
再び樹林の中の急登を登りきると、巨岩の堆積された広大な岩石帯に出る。

いよいよ最後の詰めである。
約30分間、岩石の上を足を滑らさないよう注意しながら進むと蓼科山頂に到着した。
駐車場を出発して2時間ジャストであった。

当日の天気は、出発時は快晴で道中振り返ると南アルプスも北アルプスも鮮明に見えたが、頂上に着く頃からガスが出始め、南アルプスもうっ

すらと見える程度になってしまった。
昼食後、同じ道を下りたが、岩石帯も急坂も下りるほうが神経を使う。

下りの所要時間は1時間40分。
蓼科湖を通り再び美濃戸の別荘に戻った。

翌日、8時に出発し、麦草峠から白駒の池に立ち寄り、八千穂村へ入った。
多分にこのあたりの紅葉ハイシーズンだったと思うが、落葉松が素晴らしい黄色を見せているのには感動した。
また近辺の山々も広葉樹が「赤や黄色の色さまざまに」という唄のとおり見事な紅葉の絵を山腹に描いていた。
同行者一同車を下りて紅葉を激写し美しさを目に焼き付けたことであった。

いろいろな所の紅葉を見たが八千穂村の紅葉は印象に残るトップクラスのひとつである。
八千穂村を出て小海線沿いに走り、須玉の温泉に入り満ち足りた気分で帰った。




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