X年7月21日
昨夜来の豪雨も小雨になったため、今日は鷲羽岳と黒岳を軽装で往復することにした。
2名は鷲羽岳、黒岳には行かず、三俣小屋から双六へ出て一足先に帰るとのことで今度こそお別れした。
6:15にテント場を出発してすぐそこに見えている鷲羽岳に取り付いた。
この上りは八ヶ岳の赤岳への上りとイメージ的によく似ている。
所要時間も1時間でほぼ同じ。
いつか通った道という感じですんなりと頂上に立てた。
同行者はややお疲れの模様。
鷲羽岳頂上に立った頃より天候も若干回復し始めた。
白い雲が強い風に飛ばされる様が手に取るようで、遠くの山々も見え隠れしてきた。
しかし氷雨はまだ残り、寒い。