ホーム > すべて表示 > ヘッドライン >
■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

[←前のページに戻る]

62)常念岳2857m
No.65 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:26 [修正]
X年9月12日朝7時 
東京,横浜を各自出発し、中央線の特急電車から大糸線に乗換えて10:09豊科駅で降りた。
天気晴、同行者4人。豊科駅前からタクシーを利用して一ノ沢林道に入り、通行止めの工事現場で下車し歩行開始した。

今日は一ノ沢沿いに登り、常念小屋まで行き、翌日常念岳に登り、蝶ケ岳、蝶ケ岳ヒュッテーと縦走しヒュッテから三ツ又へ下りる計画である。

豊科から見る常念岳はピラミダルで存在感のある大きな山だ。
昔、地元の小学校の校長先生が生徒達に対して「常念を見よ」と言われていたと聞いたことがあるが、常念岳を見ているといろんなことを考える。
先生の言われる意味が分かる気がした。

発後50分で一ノ沢小屋跡着、12:00山の神着、昼食後沢沿いに登り、再び樹林帯に入り最後の詰めの急登を登りきると常念小屋に着いた。
歩行開始から5時間20分を要した。
小屋は思ったより綺麗に手入れされていたが、聞けば翌週皇太子殿下がお越しになるためとのことであった。

9月13日 
6:30常念小屋を出発し50分で常念岳頂上着。
本日も快晴で常念岳頂上から蝶ケ岳まで右手に槍ヶ岳、穂高岳の雄姿を約4時間にわたって堪能できた。
この尾根歩きは表銀座の格好のビューポイントである。
蝶ケ岳頂上手前では雷鳥の親子も2度ほど見ることができた。
これに高山植物が加わる季節であれば言うこと無しの山行になろう。

常念岳から蝶ケ岳への道は高度差約200mを緩やかに下って行き、途中のアップダウンも少ない楽々の道である。
景色を満喫し、疲れることもなく常念岳より4時間で蝶ケ岳ヒュッテに着いた。
ヒュッテでタクシー会社に電話し、3時間後に三ツ又へ来て貰う様依頼した。
すぐ蝶岳新道を三ツ又へ向け下山し、ほぼ予定通り2時間40分で到着し豊科へ帰った。


- WL-News Ver1.02 -