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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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54)白馬岳2932m
No.57 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:22 [修正]
X年9月21日
大阪より同行者所有の車に4人同乗し白馬村へ向かう。
東京からも2人白馬で合流した。
16時に白馬のペンションで全員集合。
雨は朝から降り続いていたが天気予報では翌日から好転するとのことで期待した。
食事前に外の温泉を案内して貰い一風呂浴びる。ナトリウム泉のいいお湯だった。

9月22日
5:00頃から雨が止み瞬く間に青空が広がってきた。
7:45猿倉より歩き始める。
川沿いの林道を1時間歩くと白馬尻小屋に到着した。
初秋のため大雪渓は小さくなっておりクレパスも多く発生して危険ということで、左岸の山沿いに登山道が付けてある。
雪渓の長さは2km程度しかなかったが、雪渓終了地点まではさわやかな秋風に送られアイゼンを履いた足も軽く進むことができた。
雪渓を出て、葱平から急登になり、約1時間踏ん張ると村営小屋に到着した。
小屋の上部の分岐点に上がると剣岳、立山、日本海が美しく見えた。分岐から15分で本日の宿泊所白馬山荘に到着した。
所要時間6時間。
後続を待つ間に白馬岳頂上を往復して来た。
頂上は360°の大展望があり槍、穂高、五竜、鹿島槍、富士、八ツ、火打、妙高等の山々が見事。
1500人収容の白馬山荘も季節はずれで本日の宿泊は50人とのこと。ゆっくりできた。

9月23日
5:30日の出を見て、朝食後6:10に小屋を出発した。
白馬岳頂上へ登り白馬岳大池へ向かって下山する。
本日も快晴で青空に飛行機雲の白さと花崗岩の白さが眼に染みる。
同行者の顔も日焼け止めクリームで真っ白だ。
振り向けば白馬三山が屹立し、前方には白馬大池、栂池自然園、スキー場が見え、青々とした草原も広がる。
白馬大池はカルデラ湖で青く澄みきっている。
岸に建てられている山荘の赤い屋根が湖に映える。
湖からは蓼科の頂上のような溶岩の道を下りる。
足元に神経を使いながら下り14:10にケーブル駅自然園に到着した。
全員揃った所でケーブル、リフトを乗り継いで30分ほどで栂池着。
近くの露天風呂に入り、信州ソバの遅い昼食を取り白馬村を15:30発。
大阪まで530kmを飛ばし、着は21:00。

地元の人が今年一番という青空に2日間も恵まれ最高の山旅だった。




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