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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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50)瑞牆山2230m
No.52 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:18 [修正]
X年6月4日 
梅雨入り前の快晴の日、韮崎から増富までバスで行き、タクシーに乗換えて瑞牆山荘まで行った。
山荘から山道に入り45分ほどで富士見小屋に到着した。

今回は3名での山行であったが、うち1名の体調が良くないため(きつい)富士見小屋より瑞牆山への登山をやめて、そのまま当日の宿泊予定の大日小屋に行くことになった



瑞牆山は日本では比較的珍しい岩峰が屹立した山で、中国の墨画によく出てくる姿をしている。
初めてこの山を見たときはこの岩稜に痛く感動した。
しかし見た目は良いが登るにはきつそうなフォルムではある。

小屋に荷物を預けて空身で登ればもう少し楽に行けたかもしれないが、短い距離とはいっても上りはきつかった。
小屋の横から山に入り、天鳥川を渡り、梯子を2つ登り山に取り付く。
岩の上、横、下を通り、木々の間を抜け大岩をよじ登り2時間弱かけようやく瑞牆山頂上へ着いた。
山頂からは快晴の中の素晴らしい展望が手に入った。

奥秩父の山々がくっきりと見え、明日登る金峰山がすぐそこに座っている。
富士山も遠くに存在感を誇っていた。

13時下山開始。
岩の多い道は上りより下りのほうが気を使い歩き辛い。
1時間で富士見小屋へ戻り、休む間もなく、そのまま大日小屋を目指した。
大日小屋への途中から石楠花が少しずつ出てきた。
明日は花が期待できそうだ。

15時過ぎ大日小屋に到着した。
先行1名が迎えてくれた。
小屋は渓流の側にあり、冷たい流れでウィスキーを割るととてもうまい。
夕食前にあっという間に1本空けてしまい、長時間アルコール欠乏症で困った。



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