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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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41)会津駒ケ岳2133m
No.43 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/07/24(Sun) 09:13 [修正]
X年10月12日、前日泊の新鹿沼から今市経由で会津高原駅へ出た。
鬼怒川から会津へ続く野岩鉄道の沿線の景色は見ごたえがある。
特に秋はいい。
一駅一駅下りて散策したくなるほどだ。

会津高原駅で8:34発の御池方面行きのバスに乗換え、桧枝岐の駒ケ岳登山口で下車。
本日も単独行である。

登山口に入り、まもなく林道と分かれ、急登にかかるが、樹林帯の紅葉に慰められる。
また木漏れ日も出始め、急速に天候が回復してきたことに勇気付けられ元気を出して登っていく。
岩の多い急な道を登り詰めると湿原に入り木道を歩くようになるが、このあたりからは道も緩やかになり、草紅葉が美しく広がりを見せてくれる。

黄色のベースに赤、緑のコントラストが色鮮やかで、まるでカンバスに描かれたペインティングのようだ。
池塘も草紅葉にメリハリをつけている。

13時頂上到着。
頂上は強烈な風が吹き、長居できないため早々に下の駒の小屋に下りる。
小屋から見る景色も素晴らしい。しばし秋の会津の叙情を楽しみ、下山にかかる。
登ってきた道を引き返すため、気持ちに余裕があるし、上り下りに行き交う登山者も多くハイキング気分で歩く。

足も軽くなり1時間半で登山口に到着した。下山地桧枝岐と言えば、いい温泉。
しっかりと湯を楽しみ、再び会津高原行きのバスに乗り、車窓から暮れなずむ秋の山村の景色を眺めながら満ち足りた気分で帰った。




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