X年6月19日
例によってこの地方での山行の拠点は某社の保養所に御願いした。
今回も同所に前夜泊とさせて頂き、高妻山と四阿山を登ることとした。
20日朝、自家用車で戸隠キャンプ場へ着き駐車した。
時はまさに梅雨の最中であったが、梅雨の中休みで1日もってくれた上、午後には青空さえ覗く好天になった。
今回の同行者は3名である。
8:00にキャンプ場を出発し、戸隠牧場の中を進むとすぐ樹林帯に入り、続いて水なしの沢の登山道を歩く。
道の中には大きな岩が点在し、しかも急登で歩きづらい。
途中一杯清水のおいしい水で喉をうるおし、充分補給する。
湿度が高く汗もよく出る。
更に沢を上り詰めると一不動避難小屋に到着した。
左へ行くと蟻の戸渡りで有名な修験の山戸隠山に行く。
この避難小屋は戸隠山、高妻山の縦走に使われているようだ。
一不動を出て五地蔵岳、八丁タルミと上り詰めて行くが蒸し暑さも手伝って皆、足が重い。
ピラミット風の山姿が標高よりずっと高く見える。
標高の割にはかなりきつかった上りも3時間でようやく頂上に着いた。
頂上よりの展望は360°で頚城の山々をしっかりと見ることができた。