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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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1)雌阿寒岳1499m
No.3 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/02/19(Sat) 12:11 [修正]
X年8月7日
11時女満別空港よりレンタカー5人搭乗で雌阿寒岳登山口へ向った。
ジャガイモ畑と森林の続く240号線を南下して行く。初めて北海道を車で走ったが、どこまでも一直線に続く道に感激し、時々見かけるキタキツネに歓声も上がった。
美幌経由で約2時間、登山口到着は13時を回っていた。
天候も思わしくなく、今にも降りそうな雲行きの中を上り始める。初日でもあり、皆快調に登っていく。2時間弱で火山岩と砂礫の火口に出た。頂上までは近いが、この頃小雨がパラつき始めた。白い噴煙に水蒸気も上がり噴火の兆候ではないかと思わせる気味悪さであった。(後日雌阿寒岳は噴火で登山禁止になった)
頂上での休憩もそこそこに逃げるように山を下りた。下山途中に見えたオンネトーの緑の湖が印象的であった。
下山後、今夜の宿泊先阿寒湖畔の民宿に向かった。宿は阿寒湖から歩いて数分。
静かな雰囲気の中でゆっくりと今日の疲れを癒すことができた。

8月8日 
百名山は雌阿寒岳とあるが、ロケーションもいいことから雄阿寒湖にも登ることにした。宿から車で10分程度の滝口登山口に着き、7:40スタート。
歩きはじめの森の中は今にも熊が出そうな雰囲気で、熊よけ鈴を鳴らし、いろいろと音を出しながら進んでいく。このような精神状態で歩くと道が遠く感じられる。
本日も小雨で視界が利かず、眼下の阿寒湖もよく見えない。長い森を抜け、11時ようやく頂上に立った。長居は無用と短い休憩で下山にかかった。
13時滝口登山口着。下山後再び車上の人となり、摩周湖を目指す。この頃雨も上がり、幸いにも「展望の利く摩周湖」と「霧の摩周湖」を見ることができた。
続いて、硫黄の臭いと白い煙の上がる硫黄山に立ち寄り、そこから近い川湯温泉で一風呂浴びた。北海道は至る所に温泉があり、無料もしくは安価ということで登山をする人、ドライブする人には本当に有難い。
温泉を後にして、明日登山予定の斜里岳を右手に見て、宿泊地斜里町のペンションに到着した。ここは従業員の感じがよく食事もおいしかった。この宿に2泊した。

http://sgf-jp.net/yama/yama.htm

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