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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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99)開聞岳
No.102 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/11/28(Mon) 11:49 [修正]
X年8月30日 
九州出張の折り遠回りして開聞岳経由で行くことにした。
鹿児島空港からバスで西鹿児島駅(現鹿児島中央駅)へ行き指宿枕崎線を利用し、開聞駅に到着したのが13:20。
帰途西鹿児島から23:30の博多行きの夜行特急を利用するには開聞駅を16:21に乗らなければならない状況だった。
標準時間3:50を3時間であるくことになるが、何とかなるだろうと歩き出した。

開聞駅から自然公園へ行き登山道に入った。
開聞岳は標高922mしかないが、海岸に位置する為、ずばり922m近い標高差を登らなければならない。
暑い日差しを浴びて登るのはなかなか辛いものがあった。
登り始めこそ樹林の中を歩く為、暑さを凌げたが、円錐状の山をぐるぐる廻るイメージで登ると直射日光を浴びる場面があり強烈な日差しがたまらない。

川尻歩道との出合いから明るく開け、大きな岩がゴロゴロする九合目で潅木帯から抜け出る。
眼下には池田湖も見えてくる。
ほどなく山頂に着く。
頂上からの展望は素晴らしい。
北の方向には池田湖、鰻湖、東には長崎鼻、南はどこまでも続く太平洋と、本当に心が表れる感じでいつまでも眺めていたい気持ちだった。

しかし時間がなく感傷に浸ってばかりはいられない。
下山を急いだ。
予定通りの時間ではあったが、ちょうど指宿行きのバスがあった為、列車とは違う鹿児島南部の風景を楽しんで西鹿児島へ向かった。




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