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■ SGF焼酎グルメファンド 会員コラム

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9)後方羊蹄山1898m
No.11 / Group:
Date: 2005/03/08(Tue) 11:11 [修正]
8月10日倶知安の羊蹄山登山口より登り始めた。
運転手はここで札幌の自宅へ戻った。
しばらくは木陰の中を快調に歩くが、上りにかかってくると前日に引続く猛暑で一人二人とバテてくる。
ペースを落とし休みながら調整して登る。

頂上下へ着くとチングルマ、コオニユリ、チシマギキョウ、フウロの高山植物が疲れを癒してくれた。

出発後4時間半で頂上着。
頂上は爆裂火口でどこが頂上かわかりにくく頂上を捜して火口の縁を殆んど半周した。
火口の中には父釜と子釜がありほかの山ではみられない特異な構造があった。
休憩中小さな虫が多いのには閉口したが、好天のおかげで眺望はすこぶる良かった。
まさに360°の眺望で、西のニセコアンヌプリが特にいい。

ところが山は魔物である。
この日から約2週間後、大阪から船で小樽へ着き羊蹄山を目指した登山ツァーから数名の死者を出した。
天候の急変で凍死したとのこと。

疲労もあった模様。体調維持と充分な装備には留意したいもの。

下山所要時間は2時間30分。
滑り込みで倶知安発の電車に乗り札幌へ戻った。

今回は北海道で連日30数度という記録的な暑さの中の山行で参ったがバラエティに富んだチープな印象的な山行であった。
美馬牛の民宿では扇風機どころか団扇もなく夕涼みもできなかった。夏の北海道には扇子の一つも持っていくべきだろう。
                        (北海道終)

http://sgf-jp.net/yama/yama.htm
10)岩木山1625m
No.12 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/03/16(Wed) 13:45 [修正]
X年6月11日 前日福岡より青森空港へ飛び、バスで弘前へ着いた。
今回は岩木山と八甲田山に登ることにした。

早朝、ビジネスホテル前からバスに乗り、岩木山神社で下車した。天気はよく、目的地岩木山もその端正な姿をしっかりと見せてくれる。
なつかしい田園風景が続く中、リンゴ畑が岩木山によく似合う。「帰ってこいよ」を
口ずさみたくなる。

岩木山神社に参拝して神社裏からスキー場を経て雑木林に入る。
途中すれ違った人に残雪の具合を聞く。
アイゼンを持参していなかったのが気になったが行けるとこまで行こうと進んだ。
雪渓をいくつか横切り、焼止まりヒュッテで休んでいると地元の親父さんがやってきた。
なかなか聞き取り難い会話を交わし、リンゴを幾切れか食べさせて貰ったが、実においしかった。
自家用には完熟を食べているとのこと。こんなにうまいリンゴを出荷できればもっとリンゴファンが増えるだろうにと思った。
ここから長い雪渓を登っていく。ステップが切られているので上りはそれほど苦労しない。
1時間強で種蒔苗代につき氷の火口湖を渡り、ほどなく岩木山頂上に着いた。

頂上からの眺めは秀逸である。津軽半島から日本海、津軽平野、白神山地、八甲田山、陸奥湾と、ぐるり見渡せる素晴しいパノラマに時間を忘れてしまう。
と、足元が涼しくなってきた。
おかしいなと調べてみると右の靴底の根元がぱっくりと大口を開けていた。
どこで割れたのか、低温脆性か。ぞっとした。

細紐で応急処置をして20分ほど下山すると登山リフト乗場がありタクシーを呼んだ。
幸い相乗りしてくれる人がいたので岩木山神社まで戻りバスを待った。
弘前で軽登山靴を買い青森駅へ行った。
青森も弘前と同じく駅前のビジネスホテル泊とした。

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11)八甲田山1584m
No.13 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/03/16(Wed) 13:45 [修正]
6月12日。青森駅から8時のJRバスで八甲田ロープウェイ山麓駅へ向かった。
途中の山麓は美しい森が続き、初夏の淡い緑と鳥の声が癒してくれる。

バスを降り、ロープウェイを利用して山頂公園へ行った。
ここから八甲田の各峰に続く山道が始まる。
道は途中まで遊歩道でもあり分かりやすく歩き安い。天気は申し分ないが風が強い。
しっかりと防寒をして赤倉岳、最高峰大岳へと進む。
ロープウェイで高度を稼いでおり、空身に近い装備なので殆んど負荷のかからない歩きができる。

1時間半程度で最高点大岳に着いたが残念ながらガスがかかり眺望は殆んどない。
しばし休憩の後、頂上から一気に駆け下りる。
途中池塘があり、ミニ尾瀬ヶ原の景色を楽しみ、小川の雪解け水で喉を潤し、1時間強で酸ケ湯へ着いた。

酸カ湯温泉は有名な千人風呂であるが、ご案内の通りでゆっくり温まった。
酸カ湯からバスで青森駅へ戻り、時間調整のため映画「鉄道員(ぽっぽや)」を見て青森空港へ行った。

今回は天候にも恵まれ、津軽の初夏を満喫することができた。

http://sgf-jp.net/yama/yama.htm
12)八幡平1613m
No.14 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/03/16(Wed) 13:48 [修正]
X年8月12日 東京を7時、マイカーでスタートした。今回は4人での山行である。

常磐道から東北道に入り、松尾八幡平まで7時間半。

見返峠発15:40曇。
20分で八幡平頂上へ到着。

翌日からの山行のためのウォーミングアップにもならないが、東京から車で来て、当日中に百名山にひとつ登れるのは有難いことだと思い直した。

頂上付近から湿原を散策したが、ハクサンチドリ、ウメバチソウ、キヌガサソウなど見るものはあった。

本日の泊まりは八幡平温泉郷の民宿とした。

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13)岩手山2038m
No.15 / Group:日本百名山登山記録
Date: 2005/03/16(Wed) 13:48 [修正]
盛岡から柳沢登山口へ行き、8:30登り始める。

曇時々雨という生憎の天気だが暑すぎるよりいいと思い気合を入れて出発した。
雑木林の中から山道はだんだん急になってくる。

ここの山道は上り下りの繰り返しではなく、富士山のように登山口標高650mから頂上2038mまで直登に近くタフな道である。
しかし7合目に着くと苦しい上りも終わり、8合目避難小屋付近では草原風の山道となり心も軽くなる。

頂上は後方羊蹄山のように火口があり、白い煙を吐いていた。
頂上は外輪山の薬師岳。
岩手山は後日、噴火のため登山禁止になった。

我々の登山後、登山禁止は雌阿寒岳に続いて2山目である。
頂上付近には数は多くないがコマクサも見ることができた。
このころから雨脚も強くなってきた為急ぎ下山することとした。

下りは2時間15分。
盛岡へ戻り翌日の早池峰に備え大迫町の民宿に向かった。


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