2006/11/16 木酢液の誕生

なんとなく知っておられる方も多いと思いますが、作られていく過程を画像と共にお伝えしていきます。
右に並んで立てているのがウバメ樫という木で、左側の煙が出ているところが紀州備長炭が出来る窯です。
もうしばらくしますと、煙が出ている小さな穴をいくつか開けていきます。
その開いた穴から中を覗いて見ると“シンジラレナーイ”世界が!?
ブルーとオレンジ色の炎がゆっくりと右から左、奥から手前へとゆっくり・・・ほんとこの世のものとは思えない幻想的な空間!(画像1)

画像は紀州備長炭窯の上部です。
煙が黙々と上がっているのが写っていると思いますが、この煙の中身が木酢液なのです。
約10日間、この窯の中でじっくり備長炭が出来る過程の2日間のみ、この煙を採取しているんですよ!
以前、よく見学に来られた方が口をそろえて言っておられたのが、「窯から出てきている煙がいっぱい煙突の外へ出てますよ?」と。
「窯の出口から煙突の入り口は15cm程度離しているし、煙突の入り口は換気扇のように吸い込めるようになっていないし・・・もったいない!?」
そうなんです! このもったいないが必要なんです!!(画像2)

備長炭窯の後ろから出てきた煙が、10mの煙突をつたってチョロチョロと!
見えますかー?・・・まるまる2日間溜まっても200リッター程度なのです。
この工程を一人の炭焼きさんが出来るのは、1ヶ月約2回程度なので400リッター!!
「じゃーもっと採取できるように換気扇型の煙突にすれば!」そうですよね・・・倍の400リッター程度採取できるかも!?
品質にこだわれば、そうはいかないのです。(上部が煙突の入り口、下部が受け皿、その真ん中の線状の液体が木酢液・・・画像3)


2006/10/24 窯作りも炭焼きさんの仕事

炭窯のリフォーム!?
月曜日、7〜8年程度付き合いのある小谷さんの窯へ行ってみると、リフォーム中だったのでちょっと見学。
赤土を練っては瓦を乗せて、またその上に赤土を練っては瓦を乗せるの繰り返し・・・あーでもない・こーでもないで、なかなかはかどらない様子!

真ん中の画像の手前にある小さな穴が、木酢液の元となる煙の排出口です。
右端の画像は完成した窯の上の部分!

ちなみにこの窯から出る木酢液の量は、月間400リッター程度・・・原木の量約8トン(ウバメ樫)・・・備長炭が出来る量は、約900kg

炭焼きさんはホントに大変な仕事!!


2006/07/17 この暑さはほんもの!?

・・・・・わがままスミヤ・・・・・
湯場さんの窯へ木をもらいに行った際、ちょうど備長炭を窯から出しているところに遭遇!
一生懸命窯だし作業をしている横で、私は窯の中を一生懸命見て“湯場ちゃん その長い炭カッコいいわぁ”「わかったー」で、この画像の備長炭。
ところで、日曜日は勘弁してほしいと思ったぐらい暑かったと思いますが、窯だしのときは暑いを通り越して痛いんです・・・私は30分ぐらいでしたが、湯場ちゃんは7時間・・・1000度以上になった窯の前で格闘!!(この日お茶を2g飲んだそうです)
*登場人物・・・窯元・湯場・・・写真・スミヤ・・・場所・みなべ町


2006/07/11 山里ほのぼの物語り

私の知人の山本さんにお願いして連れて行ってもらった山本さんの実家。
合併して今は和歌山県西牟婁郡白浜町になっておりますが、つい最近までは大塔村っていうところの一番奥の奥! つい最近までスミヤ邸も南部川村って村のつく田舎だと思ってましたが、今日行ったところは、それをはるかに上回る百姓のルーツ的なところだったのです。
おじいちゃん・おばあちゃんだけの地区で、お茶・サトイモ・こんにゃく・落花生・梅などなどすべて無農薬栽培しているところでした。確認したかったので近くのおじいちゃん・おばあちゃんに訪ねてみると「消毒なんかしたことないわー」・・・と
私の住んでいるところと違って、“効率や欲望”に支配されていないのがたまらなく新鮮でした。<続く>


2006/03/02 和歌山市加太に凄い食堂を発見!

和歌山市加太は和歌山市の西北に位置する漁師町です。風光明媚な場所でありまして、私はとても好きな場所なのであります。この加太の淡島神社境内にある≪満幸商店≫は見た目は単なる土産物屋なのです。しかし、中に入り、ひとたび注文をしてしまうと≪マンコウワールド≫に浸ってしまうのです。こちらの【オカミサン兼総料理長&営業担当&ホール係】の元気に惚れ惚れしてしまいます。帰りには美味しい料理による元気と彼女からもらった元気とで、大満足になること間違いなしです。


2006/02/18 那智黒あめをプレゼントします!

きのくに通信から素敵なプレゼントです!紀州自慢の那智黒あめを10名の方にプレゼントします。
和歌山を訪れた方の殆どの皆様は【那智黒あめ】を食べられる!のです。それほどに有名な紀州自慢の飴なのです。しかし、驚くこと無かれ!和歌山の方は『喉が痛い!』ときは那智黒飴をなめるんです!龍角散ではないんです!
那智黒飴を食べたい!のメールには住所、氏名、メルアドをお忘れなく!


2006/02/18 川湯も良いが湯の峰温泉もね!

川湯温泉は素敵なロケーションと川湯という奇跡的温泉なのですが、近くにあります≪湯の峰温泉≫もまた奇跡的な温泉なのです。こちらは小栗判官が蘇った伝説を持つ、まさに黄泉がえりの温泉なのです。和歌山にはたくさんの温泉がありますが、こちらの【つぼ湯】【くすり湯】は超お勧め!です。画像@は公衆浴場です。くすり湯はこちらです。380円です。お風呂の窓は〆てください。猿が裏山に沢山いますので!
画像Aはつぼ湯辺りです。クリックして拡大してみてください。画像Bは湯の峰に来た方のほとんどの方が利用する調理場的場所です。生卵を購入して、このお湯で茹で卵を作るのです。お風呂に入っている間にね!とても風情のある湯に峰温泉!良いですよ!
 


2006/02/18 川湯は仙人風呂で有名!A

川湯観光富士屋ホテルは日本秘湯の会のメンバーホテルです。館内は香の香りが心地よいのです。香の香りは都会の喧騒で疲れている方を真から癒してくれます。本日は川を少し歩いてみたのですが、若者が温泉を見事に掘っていました。マイ温泉って素晴らしい!
何故掘ったかと言いますと≪本日の仙人風呂は増水のために入れません≫の看板が原因だったようです。
しかし、自分で温泉を作るなんて楽しそうですね!
自慢の温泉を掘りませんか!なんて企画イベントはどうでしょうか?


2006/02/18 紀州路春間近か・南部の白梅!

2月17日(金曜日)仕事で熊野本宮方面へ行った際の写真を添付します。熊野本宮へは阪和道の南部インターを降りて南部の梅園を通り抜けて田辺へ抜けるのですが、その梅園の白梅は七分咲きでした。近くに住む、スミヤ紀州備長炭の中原代表によると、この時期の梅が一番綺麗だとのこと!何故かというと花と木の枝のコントラストが良いんだとか!空の青、花の白、蕾のピンク、枝の茶色!素敵な春色で描かれた春キャンパスは本当に美しいのです。是非、週末にお出かけください。お土産には【那智黒あめ】を宜しく!
拡大してご覧ください!


2006/02/05 我が家の紀州備長炭≪飾り炭≫

スミヤ紀州備長炭≪飾り炭≫で炭アートイン大阪天王寺工房のお話です!
本日2月5日(日曜日)の大阪は快晴でありまして、青空が綺麗です。冬晴れのこのような日は神様は人間に余裕を与えるのでしょう!そんな訳で芸術的創造を飾り炭を使ってしてみました!
九州は高取焼きのワイングラスに炭を入れてみました!この器の口当たりの部分は漆が巻かれていまして、飲みあたりをよくしています。スインググラスなんですよ。
炭砂の上に飾り炭を橋杭岩をイメージして飾ってみました!
テレビの上には電磁波対策の備前焼ビアグラスに飾り炭です!


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